節税対策

相続によって一定額以上の財産を取得した相続人には、相続税が課されます。相続税は、生前に準備しておけばある程度節約することができます。

例えば、生前から財産を贈与しておくことにより、財産の一部を相続税の課税対象から外してしまうという方法があります。

納税資金の確保

例えば金銭以外の財産が相続財産の大部分を占めているような場合、相続人が納税資金の確保に苦労してしまうということも考えられます。

この対策としては、まず、生命保険の活用が挙げられます。生命保険を活用すれば、各相続人に500万円まで非課税で金銭を取得させることができます。また、マンションのような収益物件を建築・経営することにより相続人に金銭を確保させるという方法もあります。

トラブルの予防

相続では大きな額の財産を扱うことになるため、親族間の紛争に発展してしまうことも少なくありません。このような「争族」状態を避ける意味でも、生前から対策しておくことは重要です。

例えば、遺言書を作成すれば、誰にどれくらい相続させるのか、どの財産を誰に取得させるのかを指定することができます。また、自身の判断力が十分なうちから任意後見を依頼しておくことによって、詐欺等のトラブルを回避し、財産の流出を防ぐことができます。

司法書士法人池袋法務事務所では、東京都を中心に、千葉県、神奈川県、埼玉県にお住いの皆様からご相談を承っております。相続や設立登記、事業承継でお困りの方はお気軽にご相談ください。