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相続が発生したけど何をしたらいいかわからない方

相続手続きの流れ

〇必要な情報の収集
相続財産の分割を行うための前提となる遺言書・相続人・相続財産の情報については、最初に確認しておく必要があります。

〇相続財産の分配方法の決定
共有状態となっている遺産の分割方法は、相続人全員による話し合いと合意によって決定します。これを遺産分割協議といいます。

〇事務的な手続き
相続により不動産を取得した場合、名義変更(相続登記)を行う必要があります。また、相続財産の額によっては相続税申告が必要になる場合があります。

預貯金の解約・払い戻し

遺産分割協議が完了するまでの間、相続財産は共有状態となります(民法898条)。とはいえ、預金の払い戻しが必要になる場合も想定されます。

そこで、現在では、家庭裁判所に申立てることにより、必要な額の預貯金について仮払いを受けることができる制度が施行されています。また、家庭裁判所への申立てを経なくても、一定の限度で払い戻しを受けることが認められています。

凍結講座の解除

被相続人の銀行口座が凍結された場合、解除手続が必要になります。必要書類は銀行によっても異なりますが、一般的には被相続人の戸籍謄本・住民票除票・通帳やキャッシュカード、相続人全員の戸籍謄本・印鑑証明書、遺言書や遺産分割協議書が必要になります。

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